ひとりごと

じゃにーず(主ににしきどりょうちゃん)についていろいろ

グラスホッパーを観にいった話

本日公開『グラスホッパー』です。
みなさまご存知ジャニーズきっての実力派俳優・生田斗真主演、脇を固めるのは今作が映画デビュー作となる大注目の若手俳優・山田涼介という、ジャニヲタなら「えっ機会があれば観たいかも…」なんて少しでも思ったことはあるのではないでしょうか?

正直わたしは「わ〜斗真と山田くんだって見るしかないじゃん♡なにそれ私得♡しかもグラスホッパー気になってたし♡」みたいな原作ファンの方からするといちばん嫌われるであろう部類でした。わたしも原作ファンだったらこういうミーハーな部類は嫌いですが、でもそういうミーハーな部類がいるからこそ興行収入へ繋がり、口コミが広がり、映画としての中身が評価され、多方面への足枷になるはず!という認識です。まあその話は置いといて。
先に言いますが、上記のようなミーハー部類で常日頃(しかも最近わりとどっぷり気味に)山田くんはかわいさの極みだと信じ込んでいるわたしみたいな奴が行くと度肝抜かれます。腰抜かします。山田涼介スゲーって。ほんと冗談じゃないですよ。


蝉という役ですが、ざっくり言うと「ナイフ使いの殺し屋」です。いやいやあの山田くんが殺し屋?人殺せんの?って思うかもしれませんがガンガン殺ります。うわああ〜〜〜!?って思ってしまうくらい殺ります。
まずここで「山田くん出るから映画観にきたよ♡」勢は反省しましょう。映画製作陣に対して土下座しましょう。と、同時にこれから一体何を見させられるんや…狂気に狂いに狂った山田涼介たまんねーな…となってしまったのが、そう、わたしです!
このへんでちょっともうついていけない人はここで読むのやめた方がよいかもです。

躊躇いなく人を殺して返り血を浴びまくり、かと言ってそれが楽しいと思うようなよくいる愉快犯ではないからこそ何を考えてるかわからず狂気に満ちていて本当に圧巻なのです。
そしてダンスで培ったのであろうキレだったり腕の伸ばし方だったり身のこなしというものが立ち回りに現れすぎているのでジャニヲタにとっては垂涎ものです。
そうわたしは山田くんのダンスかなり好きです。ミスヴァとか最高ですよね!!!

話し方は敢えてだるそうに(設定として年齢が若いからかも)していて笑い方もいつもの山田くんじゃない…これは一体誰…とか頭抱えたくなっちゃうやつです。わたしはすごいもん見せられたー!!と思って頭抱えました。

VS嵐などいろんなところで岩西役のムラジュンさんとのお話をしてましたが、岩西×蝉の空気感が見ていてとても心地よかったです!
そしてムラジュンさんのアドリブ(とそれに対しての山田くん)を必死で見極めようとしましたがふわっとここかな?みたいに思っただけなので言わないでおきます。たぶん見たらふわっとわかるはずです。

蝉は仕事を終えた後、岩西の部屋でシジミをずっと見ています。これ、初見だとシジミ…?シジミとは…?みたいな感じですが意味はあるのでしっくりきます。そして蝉ってシジミ好きなのかわいい…!とかなりま……いや、なるのはわたしだけかもしれません、わたしもそう思いましたって奇特な方がいたらご一報ください。

最後に鯨と一対一で対決するシーンで鯨の能力に蝉が掛かるんですけど、術に掛かったときの目から術が解けたときの目が一瞬で!!!変わるんですよね!!!もし万が一このブログを読んでから映画を観に行かれる方はその瞬間を目に焼き付けていただきたいです!!!焼き付けて損はしません、ゾクゾクしますよ。
そのシーンから続いて蝉が自分の耳を切り落とす、っていうそんなの鉄コン筋クリートでしか見たことないよ…っていうジャニ畑育ちなわたし的にはわりとショッキングなシーンだったんですが、また新たな山田涼介の開眼を目の当たりにしてしまいちがう意味でもショッキングでした。ていうか耳を切り落とす=鉄コン筋クリートで通じる人いるのか?いたら握手しましょう。

そんなわけで黒いピアスの付いた左耳が地面にぼたりと落ち、ノイズ音が聞こえなくなったと言う蝉はナイフをも手放し自分の身一つで鯨と殺り合います。
ここでもオッ、ジャニーズ…みたいな部分が垣間見えますがちょっと生々しく痛々しくでわたしは汗が止まりませんでした…
この映画全編通してですが、「暑い二日間」と鈴木が言うくらい汗が映像を通して伝わってきます。だからこそ生々しく感じたのもあり、監督にしてやられたな〜!と思ったので映画の力ってすごいと感じました。とか言っといて映画館が暖房効いてただけちゃうん?とかだったらどうしよう。いやそんなはずない。映画の力です。

という感じで駆け足でしたが、結果わたしがとても滾った部分はどこかと言うと
山田くんのブリーチ毛です。
これ大真面目に言ってます。

あっ誤解しないで頂きたいですが映画の内容ひっくるめ、キャスト陣、物語のスピード感、カメラアングル、映像のセンス、主題歌から何から何までをそれはもう大前提としてわたしはグラスホッパーという作品がとても好きです。
ので、決してふざけてはおりません。ただこのブログ記事をグラスホッパーの感想というよりは…ということでお読みいただけるとふざけてないこともわかるかと。まあこれ最初に言っとけって話ですね。ははは。

話を戻すと山田くんのブリーチ毛がとてもいいんですよ!濡れているとなおさら!ごめんなさい変な性癖とかではないですスルーしてください!これ以上詳しくは語りません!

直近で言うと暗殺教室を見ましたが、渚とはまったくちがう顔、仕草、話し方だったし正直こんな山田くん見たことないよ!って戸惑いもあり嬉しくもあり興奮もあり、とにかく山田涼介の可能性は未知数って感じです。いつも山田くんから繰り広げられるものは「アイドル」のそれとしてこの若さで完璧だな…と思って見ていたのですが、今回「アイドル」という型にはまるものがなかったように思えました。だからと言って「俳優」のそれかと言えばそうでもないんですけど。じゃあなんだよって話なのですみません、考えておきます…。
今までもいつでもベッタベタに褒め倒してましたが、これは決して贔屓目とかではなく、純度120%でこの子はすごい!と胸を張って言いたいです。推したいです。さてこれがどの点へ繋がっていき、この先どんな山田涼介が見れるのか、楽しみで仕方がないです。


というわけで錦戸担がグラスホッパーを初日に観にいった(そして山田涼介のスペックにさらに惚れ込んだ)話です。最後に振り返るとウワッ伝わらね〜〜〜〜中身もねえ〜〜〜〜って感じですね。わたしがいちばん知ってます。
そしてしばらく諸事情で見ることを避けていた「にぃにのことを忘れないで」を改めて見る日がどうやら来たようです。


最後に、山田担の方が万が一これを読んでくださり、もしも不快な思いをしてしまったら深くお詫びいたします、が、あくまでも個人の一意見としてこういうジャニヲタもいますという形でお読みいただければ幸いです。

そして生田斗真演じる鈴木に対して、あれっなんかこんな感じなんだぁ、と思わせる彼の「引いた演技」は絶対に誰しもができるものではないと思います。しっかりとそこにいる存在感がある人なのに。そこがまたすごい。生田斗真ってスゲーんだなあ!(大の字)


はい、総括するとますます山田くんの将来が楽しみです。いっそうのご活躍をお祈りしております。的な。着地点を見失ったのでおわります。