ひとりごと

じゃにーず(主ににしきどりょうちゃん)についていろいろ

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深夜2時にこんなにアイドルについて考えているのもおかしな話ですが、消化しきれないので綴ります。

裏表のないひと、ってまさにそうでわたしが好きになった理由のひとつでもある。喜怒哀楽を隠さない。楽しいもんは楽しいし、その逆も然り。真っ直ぐすぎるひと。でもほんとうの自分の考えは絶対言わない。仕事を巻いてしまうという意味でもそうかもしれないけど、ライター泣かせすぎるアイドルだなあと……思っていたのです、が、今回のインタビューを読む限り、まあこれに平均どの程度の時間を費やしているかは定かではないのですが、かなり自分の内を話すようになったのでは?と思ったのはわたしだけではないはず。一万字というのが課せられているけれどもそれでも、含み笑いだったり誤魔化そうとしたりが少なくなっているようにも思えたのでなんだか変わったなあ、と読み終わってまず、最初のわたしの感想でした。

常々思うのは、プロ意識をどの程度持っているのかってことだけどこれに関してはちょっと置いといて。
これだけ昔から、男前だの花形だのエースだの天使だのと持て囃されてきた彼がどうしてこれだけ普通で居ることができるのか、ほんとうに彼の精神力を疑うところでもある。わたしなんかから言わせてみたら物心つくときからなにをしても褒めちぎられて、空白の期間もあったりするけど端から見たらとんとん拍子な人生だろうし、いま最高に楽しいでしょ?順調でしょ?なんて思ったりもする。けど全然そんなことないからすごい。たぶんそんな問いを投げかけたら間違いなくキレられてハイ終了、でしょう。

一言では決して表せないくらい彼の周りでも彼自身にも今までたくさんの良い事、悪い事があって、その中で自分はどうこれを切り抜けるか、って時間だけじゃ解決しきれないような問題に気持ちをぐちゃぐちゃにされまくってきたんだとおもう。それでも表舞台に立って進むことの困難さ。いや、もしかしたら困難なんて思ってなかったのかもしれないとすら思わせるほどの笑顔。彼が笑うとどうしても、ああ、今たのしいんだなって思ってしまいがちだけどそうではないのかもしれない、っていうのはわたしが彼ばかりを見ているから故のファン心なのかもしれないけれど、じゃあそこを切り離して何も考えずにただ見ていると、確かにジャニーズアイドルがそこにいて、ただただ顔の整ったひとがいるなあって、それだけ。でもわたしは彼の人間味が好きなのでそれでは済まない。もっともっと知りたくなる。

自分を完璧だとも思わない。あと彼は絶対に、ひとりでは生きていけない。自分のことを理解してフォローしてくれて、且つ自由にさせてくれる人が必要。結構な人間だな、と思ってしまうけど、それを許してくれるのがきっと関ジャニ∞のメンバーだし、だからこそメンバーが大好きで仕方ないって顔を態度をしていられる錦戸亮が出来上がる。し、その点でいうと彼にとっては時間の経過ってものすごく大事。自分の気持ちには時間を使わないけど無意識に人対人に関しては時間を使ってしまっていて、人見知りっていうのは確実にほんとうの話で、はじめて会った人とその日に意気投合したりってのはまずないとも思う。例えその人と趣味が合おうが、めっちゃ気が合おうが、ある程度の距離なんてものは彼の中でめちゃくちゃあって、それが回数を重ねて時間の経過と共に、俺こいつのことめっちゃ好きやん!から、ググッと距離が縮まる→結果、その相手がびっくりするけどそもそも人懐っこいタイプなので相手も受け入れやすく自然と仲良くなる、のではないかなと勝手に思ったりしている。ここは完全に妄想です。でも不器用ですよね。

不器用なのに真っ直ぐで裏表がない、ってほんとうにおもしろい。機嫌に左右されることはあっても好き嫌いはそこによって一切変わらないであろうところもおもしろい。機嫌がどんなに悪くても美味しく焼きそばを食べるし、機嫌がめっちゃ良くても美味しく焼きそばを食べるんですよ。比較対象が焼きそばだとわかりやすいですよね、彼の場合。つまりはそういうことです。みんなに好きなもの知られちゃってるしバレちゃってるし、そんなところで機嫌どうのこうの関係なくてわかりやすいってのが、裏表がないってことだしまず壁っていうのもないんですよね。ほんとうのほんとうに大事な言わないことはガッチガチに固めてる壁の中で自分だけが反芻できるようにしてるんじゃないかなと。そんなのはわたしとしてもあまり聞きたいことでもないし、言わないなら言わなくていいんじゃないっていう人間ならひとつやふたつあることじゃないかなと思うので対して気にはしないですけど。100見せたらアイドルじゃないっていう考えもたぶんあるんだろうし、そういう意味だと彼は頭が良くて何をしたらどうなるかがちゃんとわかるんだと思うんですけど、でもたまにわかんなくなっていろんなことしちゃうんだろうなあっていう、そこは頼むから先ほど置いといたプロ意識というやつを持っていただきたいところではあります。

わたしは彼を、悪いところが100、でも良いところも100、っていう善人でも悪人でもない、平たく言えばどうにでもなる不思議なひとだと思っていて、こういう人となら正面からぶつかってもおもしろいだろうなあっていう気持ちもあったり、なかったり。端から見ているのがほんとうに楽しいですけどね、見ていて飽きないってのもあるけど、でもやっぱりこの人と仲良くなるのはやめとこう、とはならない人間なんだと思います。そういう人ってなかなかいないです。

シンプルにどんどん切り捨てていく生き方の中で大事なものがわかってるから、男前だなと言われるし真っ直ぐだなと思われる。そういう生き方じゃないと疲れちゃうのかなとも思うけど、たまにはゆっくり振り返ってみてまた自分なりの正解について自信を持ってもらいたいものです。